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【図解】アメリカと日本におけるインターネットの歴史を分かりやすく解説

Web知識を知っている人

現在、インターネットは生活に欠かせないライフラインとなっています。

 

私たちは普段、インターネットを通して、メールのやりとり、Webサイトの閲覧、ECサイトで商品購入など様々なことを行っています。

 

インターネットはコンピューター、スマートフォン、テレビ等、様々な媒体で使用できるようになり、とても便利な世の中となりました。

 

さて、普段当たり前のように使用しているインターネットですが、皆様はインターネットの起源や歴史をご存知でしょうか?

 

このページではインターネットの起源や歴史を解説していきます。

 

気になる方は是非最後まで読んで頂ければと思います。

 

 

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Web知識を知っている人

 




 

インターネットの起源

 

インターネットの起源は1960年代にアメリカで開発されたパケット通信ネットワークの「ARPANET」(アーパネット)にあります。

 

ARPANETは軍事利用のための先端技術の研究開発を行う「ARPA」によって開発されました。

 

「ARPA」は軍事利用のための研究だけでなく、様々な研究への資金提供を行っており、その一つがARPANETの研究でした。

 

当時、アメリカの通信網は中央集権型のネットワークになっていたため、ネットワーク一部に故障があった場合、通信網が完全停止してしまう仕組みになっていました。

 

「ARPA」はこのような中央集権型のネットワークに危機感を募らせ、一部が故障しても全部のネットワークが停止しない分散型ネットワークを考案しました。

 

当時のネットワーク通信交換方式は回線交換方式であったため、通信が始まってから終わるまでその回線を使用できないという問題も抱えていました。

 

そこで通信データをパケットという小さい単位にして送るという仕組みを確立し、通信回線を占有しないで送ることができるようになりました。

 

この仕組みのおかげで通信データ送信の効率が上がりました。

 

「ARPANET」は「分散型ネットワーク」と「パケット通信」という特徴を備えた故障に強いネットワークとして誕生しました。

 




 

分散型ネットワークのメリット

 

Web知識を知っている人

 

 

 

  • 1台のコンピューターの負担が少ない
  • 部分的に故障しても影響がない
  • システム拡張性がある

 

 




 

情報をパケット化する理由

 

Web知識を知っている人

 

 

データは大きくなると、ネットワーク回線を占有することになってしまい、データ送信が完了するまで、ネットワーク回線を使用することができません。

 

そこで、データを小さくすることで、ネットワーク回線を占有せずに送受信することができます。

 

「ARPANET」誕生当初は大学と研究所間でデータ交換をするための学術研究用ネットワークとして活用されていました。

 

この学術研究用ネットワークとして使用されていたARPANETが現在私たちが利用しているインターネットの原形となっています。

 




 

日本でのインターネットの起源

 

日本でのインターネット起源を見ていきましょう。

 

日本では「JUNET」というネットワークがインターネット起源であると言われています。

 

JUNETはJapan University Networkの略で1984年に設立された東京大学、東京工業大学、慶應義塾大学を結ぶネットワークのことを指しています。

 

JUNET誕生時期には世界中で学術研究用ネットワークが数多く構築されていましたが、異なるネットワーク同士はつながっていませんでした。

 

しかし、1988年には世界中で起きているネットワーク同士を統合するという動き活発になっていたため、日本でも多くの企業、大学、研究所が参画する「WIDEプロジェクト」を立ち上げ、TCP/IPを広める動きが活発になりました。

 

そして、日本でも世界中とTCP/IPという通信プロトコルでつながったインターネットが誕生するに至りました。

 

このように日本でのインターネット起源は「JUNET」であると言うことができます。

 

WWWについて詳しく知りたい方必見

 

【IT用語】初心者必見!URLのWWW(World Wide Web)の意味をわかりやすく解説」はWWWについてまとめた記事ですので、もしよかったら是非、読んでみて下さい。

 




 

Webの誕生

 

現在当たり前のように使用されているWebですが、どのようにして誕生したのでしょうか。

 

1989年から1990年にかけてCERN(セルン)という欧州原子核研究所のティム・バーナーズ=リーがWWW(World Wide Web)という仕組みを提案したのが起源となっています。

 

欧州原子核研究所は1954年に発足された世界最大規模の素粒子物理学の研究機関で多くの研究者がここで働いていました。

 

研究情報をスムーズに閲覧できるシステムを開発できないかという話が研究者の中で上がり、ティム・バーナーズ=リーがハイパーテキストをリンクさせる仕組みを提案しました。

 

ここで提案された仕組みが現在のWWWの始まりとなりなっています。

 

そして、1991年になり、インターネット上でWWWが初めて利用されるようになりました。

 

現在私たちが普段使用している他のページへ移動するリンク機能はこのようにして誕生しました。

 

ISPとはInternet Services Providerの略です。

 

ISP業者はインターネットへの接続を提供する業者のことです。

 

私たちにとって身近なISP業者としてNTT東日本、KDDI、softbank等が挙げられます。

Web知識を知っている人

 




 

入門的なWeb知識を習得したい方へ

 

Web知識を知っている人

最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました。

 

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この本で全体像を理解してから専門書を読むと取り組みやすいかと思います。

 

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Web知識を知っている人

 

 




 

ポイント

 

Web知識を知っている人

 

今回のポイントは以下の通りです。

 

  • インターネットの起源は軍事用コンピューターネットワーク「ARPANET」にあります
  • 日本では「JUNET」というネットワークがインターネット起源にあります
  • ティム・バーナーズ=リーがWWW(World Wide Web)という仕組みを提案した
  • インターネットは「TCP/IP」と「WWW」の技術によって支えられています

 

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