【今すぐ無料で試す】ゼロから始める定額・学び放題のプログラミング学習サービス「侍テラコヤ」

【図解】DNSサーバーとは?どこにあるの?仕組みも分かりやすく解説!

Web知識を知っている人

私たちはWebブラウザを通してWebサイトを閲覧したり、電子メールを送信したりすることが日常的になっています。

 

Webサイトを閲覧できたり、電子メールを送信できたりするのはDNSという仕組みがあるからです。

 

DNSは「Domain Name System」の略で、 インターネット上でドメイン名を管理・運用するために開発されたシステムです。

 

現在、インターネットを利用するときに必要不可欠なシステムの一つとなっています。

 

インターネットでは、電子メールを送ったりウェブサイトを見たりするために相手がインターネット上のどこにいるのかを特定する必要があります。

 

その際にドメイン名は、 人が覚えやすい「インターネット上の住所」にあたるものとして利用されています。

 

そこでこの記事ではDNSとは何か、DNSの仕組みについて解説していきます。

 

気になる方は是非、最後まで読んで頂ければと思います。

 

\1分で登録完了! 受講料98,000円がなんと0円!/
【期間限定】ノーリスクで学びたい方におすすめ!

完全無料! ZeroPlus Gateで始める!

 

以下のプログラミングスクールもオススメです。

 

是非検討してみてはいかがでしょうか?

 

  1. 侍テラコヤ初月50%OFF学び応援キャンペーン実施中)(解説記事はこちら
    学び応援キャンペーンでお得に申し込む!
    ・コスパ最高! 月額2,980円〜利用できる!
    ・単月定額と比べて総額最大44,400円OFF!

    ・学び応援キャンペーン実施中!

 

Web知識を知っている人

 




 

インターネット上でWebサイトへアクセスする時やメールを送信する時にIPアドレスと呼ばれる住所のようなものを使用して相手を特定します。

 

しかし、IPアドレスは数字のみで記載されているので、人間がどのようなものか理解しにくくなっています。

 

そこでIPアドレスとドメイン名を紐づけるDNSサーバーが使用して、人間が理解しやすい形に変換しています。

 

いわば、DNSサーバーはドメイン名とIPアドレスの翻訳機のような役割を持っています。

 

このようにDNSサーバーにはIPアドレスと紐づくドメイン名が蓄積されています。

 

そのため、DNSサーバーがダウンしたらIPアドレスをドメインに置き換えられなくなって、Webサイトもメールも使えなくなってしまいます。

 

そこでDNSサーバーは、通常情報を重複して保持する2台以上のサーバー群で構成されています。

 

1台のDNSサーバーがダウンしても他のDNSサーバーがIPアドレスをドメインに置き換えてくれるので、アクセスが滞ることなく処理できるようになっているのです。

 

DNSは今日のインターネットの発展を支えている重要な仕組みです。

 

世界中に張り巡らされた広大なネットワークの一つひとつに名前を付けてくれるDNSがあるからこそ、私たちはWebサイトを閲覧することができるのです。

 




 

DNSをもっと詳しく知りたい方必見

 

Web知識を知っている人

DNSがよくわかる教科書」ではDNSの仕組みから、ドメイン名のルール、主なリソースレコードの内容、コマンドによる動作確認、DNSの運用ノウハウ、DNSSECの基礎知識まで、順を追ってやさしく解説します。

 

とかくわかりづらいと思われがちなDNSですが、1つずつ用語を知り、仕組みの全体像を押さえてから細部に入っていくことで、驚くほどすっきり理解できます。

 

 

IPアドレスをもっと詳しく知りたい方必見

 

IPアドレスについて詳しく知りたい方は「【図解】IPアドレスとは?割り振りのルール・種類を分かりやすく解説!」の記事もご覧下さい。

 




 

ドメイン構成

 

Web知識を知っている人

DNSサーバーの仕組みを解説する前にドメイン構成を理解しましょう。

 

ドメイン名はIPアドレスと同様、インターネット上の住所のような役割を担っており、WebサイトのURLやメールアドレスの一部に使用されています。

 

ここではGoogleのドメイン構成を例にみていきましょう。

 

ドメイン名は「.」(ピリオド)単位で区切られた階層構造になっており、一番右のドメイン「jp」が上位ドメインで、左にいくにつれて下位ドメインになっていきます。

 

ホスト名

 

ホスト名はネットワークに接続されたコンピューター等の機器のことで、IPアドレスを人間が理解しやすいように文字列に置き換えたものです。

 

ホスト名は自由に決めることができますが、「World Wide Web」の略である「www」がよく使用されます。

 

ホスト名は必要がなければ省略することが可能です。

 




 

ドメイン名

 

ドメイン名はホスト名と同様に、IPアドレスを人間が理解しやすいように文字列に置き換えたものです。

 

ドメイン名はインターネット上の住所のような役割を持っているので、重複することはありません。

 

ドメイン名は「.」(ピリオド)で区切られており、一番右からトップレベルドメイン、セカンドレベルドメイン、サードレベルドメインとなります。

 

google:サードレベルドメイン

 

co:セカンドレベルドメイン

 

jp:トップレベルドメイン

 

ドメインをもっと詳しく知りたい方必見

 

ドメインについて詳しく知りたい方は「【初心者向け】ドメインとは?サブドメインの違いは?種類と構造を分かりやすく解説!」の記事もご覧下さい。

 




 

DNSサーバの仕組み

 

ドメイン名は階層毎に「.(ピリオド)」で区切られており、階層毎にDNSサーバーが設定されています。

 

階層が高いドメイン名から問い合わせをしていき、IPアドレスを取得する仕組みになっています。

 

このようにドメイン名を分散して管理することでアクセス負荷を軽減させています。

 

「www.google.co.jp」を用いて、IPアドレスを取得する仕組みをみていきましょう。

 

  1. クライアントPCからドメイン名「www.google.co.jp」でDNSキャッシュサーバーに問い合わせる
  2. DNSキャッシュサーバーはDNSルートサーバーに「www.google.co.jp」のIPアドレスを問い合わせる
  3. 「.jp」のDNSルートサーバーに問い合わせるようDNSキャッシュサーバーに返答する
  4. DNSキャッシュサーバーは「.jp」の DNSルートサーバーにIPアドレスを問い合わせる
  5. 「co.jp」のDNSルートサーバーに問い合わせるようDNSキャッシュサーバーに返答する
  6. DNSキャッシュサーバーは「co.jp」の DNSルートサーバーにIPアドレスを問い合わせる
  7. 「google.co.jp」のDNSルートサーバーに問い合わせるようDNSキャッシュサーバーに返答する
  8. DNSキャッシュサーバーは「google.co.jp」の DNSルートサーバーにIPアドレスを問い合わせる
  9. 「google.co.jp」の DNSルートサーバーはIPアドレスをDNSキャッシュサーバーに返答する
  10. DNSキャッシュサーバーはクライアントPCにIPアドレスを返答する
  11. クライアントPCは「google.co.jp」のWebサーバーにアクセスし、ブラウザ上にWebサイトが表示される

Web知識を知っている人

 

 

DNSキャッシュサーバーとは?

DNSキャッシュサーバーはDNSルートサーバーから送信されてきたデータを保存し、DNSルートサーバーの代わりにデータを提供できるサーバーのことです。

 

DNSルートサーバーの高速処理や負荷軽減に役立ちます。

 

DNSルートサーバーとは? どこにあるの?

DNSルートサーバーは世界に13個のみ存在しています。

 

DNSキャッシュサーバーからの問い合わせに対して、DNSルートサーバーに保存しているデータを送信するサーバーのことです。

 

上記のように1台のサーバーですべてを管理するのではなく、サーバーを階層化し分散してドメイン名とIPアドレスの対応を管理していることがDNSの大きな特徴です。

 

DNSは開発されてから現在までほぼ基本設計を変えることなくインターネット上の重要なプロトコルとして利用されてきました。

 

その間にインターネットは急激な成長をとげ、現在では社会的インフラの一つとして、必要不可欠な存在となりました。

 

このようなインターネットの成長を見えない部分から支えてきた技術の一つがDNSであるといえるでしょう。

 




 

入門的なWeb知識を習得したい方へ

 

 

Web知識を知っている人

最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました。

 

もっと入門的なWeb知識を学びたいと思っている方はいないでしょうか?

 

そんな方に「この一冊で全部わかるWeb技術の基本」という本がオススメです。

 

初学者がいきなりWebに関する専門書を読み始めると挫折することが多いです。

 

そこで途中で挫折せずに最後まで読み切れて、Webの全体像を把握するのに便利な一冊になっています。

 

この本は初めての方にも読みやすいように見開き1ページで文章と図を織り交ぜて端的に解説されています。

 

この本で全体像を理解してから専門書を読むと取り組みやすいかと思います。

 

もし、Webに関する入門的な知識を幅広く知りたいと思った方は「この一冊で全部わかるWeb技術の基本」を是非読んでいただければと思います。

Web知識を知っている人

 

 




 

ポイント

 

Web知識を知っている人

 

今回のポイントは以下の通りです。

 

  • DNSサーバーはドメイン名をIPアドレスへ変換する仕組みを持っています
  • DNSサーバーはドメイン名を階層毎に処理をしていきます
  • DNSサーバーは社会的インフラの一つとして必要不可欠な存在です

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です