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【EXCEL】DATEDIF関数の使い方!使えない場合の対処法も!代わる関数も!

EXCELを教えている人

年月日のいずれかの単位で期間の長さを求める「DATEDIF関数」について知りたいという方はいませんか?

 

そこでこの記事では年月日のいずれかの単位で期間の長さを求める「DATEDIF関数」について詳しく解説していきたいと思います。

 

気になる方は是非最後まで読んで頂けたら幸いです。

 

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EXCELを教えている人

 

 

 

DATEDIF関数とは?

 

 

日付け「DATE」と差分「DIF」を組み合わせた「DATEDIF」関数は指定した期間の長さを求めることができる関数です。

 

DATEDIF関数は指定した期間の長さを年、月、日などの単位で求めます。

 

開始日と終了日を指定することでその期間の差分を求めることができるため、誕生日と現在の日付から年齢を調べたり、ある時点からの期間を調べるときなどに便利な関数です。

 

しかし、DATEDIF関数は非公式な関数であることを覚えておきましょう。

 

引数の単位は下の表にあるような記号で指定します。

 

1年未満の日数といった端数を求めることもできます。

 

この関数は関数の挿入画面や関数ライブラリには登録されません。

 

関数の式をセルに直接入力しましょう。

 

単位 概要
“Y” 満年数を求めます。端数は切り捨てます。
“M” 満月数を求めます。端数は切り捨てます。
“D” 総日数を求めます。
“YM” 1年未満の月数を求めます。戻り値は0~11の整数です。
“YD” 1年未満の日数を求めます。戻り値は0~364の整数です。
“MD” 1か月未満の日数を求めます。戻り値は0~30の整数です。

 

DATEDIF関数を使うことで、古い日付から新しい日付までの経過期間を指定した単位で計算してくれるため、業務効率化を図ることができます。

 

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会員名簿の年齢を求める

 

 

 

=DATEDIF(B4,$C$1,”Y”)

 

開始日(セルB4)から終了日(セルC1)の間で単位(“Y”、満年数)を求めています。

 

 

注意点

 

DATEDIF関数は、範囲内にうるう年などがあったりすると間違った結果を出すことがあります。

 

正確な計算が必要な場合、計算結果が正しいか確認しましょう。

 

 

会員名簿で生年月日から現在の年齢を求めています。

 

上記の例でも作成しましたが、社員の入社日から勤続年数を調べたいとき、会員の登録日から登録期間を調べたいときに便利に感じるはずです。

 

考え方次第で様々な活用ができますね。

 

DATEDIFを始めとして、さまざまな関数を使いこなすことができればExcelの業務効率を上げることができます。

 




 

DATEDIF関数が使えない場合の対処法

 

DATEDIF関数は1対の日付の間の年、月、日を求める関数で、年齢計算などによく使われます。

 

DATEDIF関数が使えない場合、Excel設定が原因となっていることがあります。

 

正しくDATEDIF関数を書いているのに結果が正しくない場合、Excelのオプションから設定を変更する必要があります。

 

Excelのデフォルト設定では「1900年」から計算する仕様になっています。

 

ただし、この関数を使うには「日付を1904年から計算する」という条件を満たしていることが必要です。

 

それではExcelの設定を変えていきましょう。

 

エラー表示を解消し、「ファイル」、「オプション」を順にクリックします。

 

「詳細設定」、「次のブックを計算するとき」にある「日付を1904年から計算する」にチェックを入れてから計算します。

 

 

このチェックは、必ず日付データを入力する前に行ってください。

 




 

DATEDIF関数に代わる関数

 

それでもDATEDIF関数を使えない状況の場合の対処法をみていきましょう。

 

実はExcelでは、DATEDIF関数以外の関数でも、2つの日付の間の期間を求めることができます。

 

 

 

=YEAR($B$2)-YEAR(A5)

 

 

上記のように現在の日時と生年月日の年だけをYEAR関数で出して、引くことすることで年齢を算出することができます。

 




 

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まとめ

 

最後まで読んで頂きまして、ありがとうございます。

 

是非この機会に今回ご紹介した年月日のいずれかの単位で期間の長さを求める「DATEDIF関数」を利用してみてはいかがでしょうか?

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