心が落ち込んでいる時に読みたい！さくらももこのおすすめエッセイ２冊を紹介！

国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」の作者である、さくらももこ先生は漫画家でもありエッセイスト。

エッセイの中だと、「もものかんづめ」が代表作ですね。

数々のエッセイを執筆してきたさくらももこ先生ですが、「爆笑エッセイ」と紹介されることが多く、私自身も「本を読んでこんなに笑ったことないなぁ」と関心した次第です。

そんな「爆笑エッセイ」で有名なさくらももこ先生ですが、

エッセイの中には、「爆笑エッセイ」と「ほんのり心が温まる、そして少し涙が出るエッセイ」があります。

「最近、少し気持ちが沈んでいるなぁ」

「笑えるほど元気ないかも」

と思っているような人にとっておきの

ほんのり心が温まる、そして少し涙が出るエッセイ２作品を紹介します。

おんぶにだっこ

ももこ先生の幼少期のお話を綴ったエッセイ。

当時、ナイーブ過ぎて悩みが多かったという幼少期時代の話や、

親友「たまちゃん」との出会いの話などが綴られています。

「最近、少し気持ちが沈んでいるなぁ」と思っているあなたは、元々繊細さんだったりしませんか？

そのエッセイのナイーブすぎるまる子のような幼少期をお送った筆者も、

「私も小さい頃こんなことで悩んでたなぁ」と共感したり、

「そんなことで悩まなくていいんだよ。って言ってあげたいけど、子供ってこういうことを深刻に悩んで、悲しんだりしちゃうんだよなぁ。わかるわかる」

と共感のオンパレードでした。

そのころの自分と、そのまる子を抱きしめてあげたくなるようなそんなお話が満載でした。

笑うことで元気が出ることよりも、

苦しみや悲しみを共感することで元気がもらえる、そんなエッセイです。

表紙のイラストのような、愛くるしいまる子が満載です。

ひとりずもう

「おんぶにだっこ」に続けて出版されたのがこちら。

ももこ先生の中学時代から高校卒業、そして漫画家としてデビューが決まるまでのお話です。

中学時代の思春期の「男子うざい」時期の乗り越え方、

あのまる子のようにだらだら過ごした夏休み、

漫画家になりたいと誰にも打ち明けられずにいた高校時代、

親に反対されながらも、がむしゃらに漫画を書き続けた高校最後の夏休み、

親しみやすい、ごく平凡な日常がありながらも、

やはりこの人は「さくらももこ」になるだけの凄い人なんだ！

と思えるようなお話でした。

高校時代、誰もが悩む進路だけれども、

大人になっても人生の進路について悩むことは多いでしょう。

このままでいいのかな？

本当にやりたいこと、私出来てるのかな？

そんな時に、少しだけ背中を押してくれるようなそんなお話です。

このエッセイを原作とした漫画もあり、

上・下巻で発売されています。

このエッセイが好きすぎて、即、漫画シリーズも購入しました。

まる子が中学生、高校生になった姿が絵として見られるので、エッセイの中にある絵のタッチが好きな方は、是非漫画シリーズも手に取ってみてください。

ちびまる子ちゃんの動画を見放題&無料で視聴する方法

ちびまる子ちゃんを視聴するには「動画配信サービスを利用する」「DVDをレンタルまたは購入する」の2つの方法があります。

おすすめは、動画配信サービスです。

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あとがき

さくらももこ先生のエッセイは、かなり作品数が多く

どれから読んだらいいんだろう。と思われる方も多いはず。

「爆笑エッセイ」が多いももこ先生ですが、

じーんとくるようなエッセイもあり、読者の年齢や立場、気持ちの状況によって見方が変わるものが多いなと感じます。

きっと私も１０年後、読み返した時にまた違った感想になるんだろうな。と楽しみです。