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2020年11月に人生で初のTOEIC Listening & Reading 公開テストを受験してきました!
1年前に底辺レベル(be動詞と一般動詞の違いもわからなかった)から英語学習をスタートし、今はTOEIC650点を獲得できました。
今回はTOEICをまだ受験したことがない人(全レベル対象)に向けて、TOEICの受験に向けて最初にやることを参考書等含め、大まかに確認していきましょう。
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目次
1.受験日を決める
TOEICを受験する!と決めてから一番最初に行うべきことは、「受験日の設定」です。
TOEICの公式ページに年間スケジュールがありますので、確認しましょう。
また、地方会場では毎回試験が開催されるわけではありませんので、試験会場別のスケジュールも確認しましょう。
コロナの影響で、抽選形式となっており抽選に外れた場合受けれないということがありますので、その点は注意が必要です。つまり、受けたかった日程の1か月、2か月先にずれ込むこともあるということです。
実際に筆者は2020年に受験し、抽選に2回連続で落ちて当初の予定と1か月半ほどずれ込みました。
2.身分証明書の準備
TOEICは公的な試験ですので、顔付き身分証明書を試験当日持っていく必要があります。
顔付き身分証明書の代表格である運転免許証、マイナンバーカード、パスポートを1つも持っていない方はTOEICのためにも取得する必要があります。
パスポートは最短で2週間で発行できると一般的に言われていますが、筆者は1週間後に受け取り可能と言われました。
一方でマイナンバーカードは2か月・3ヶ月かかると思っておいた方がよいです。マイナンバーカードは無料で作成することができますが、コロナの影響により、例年より発行にかなりの時間がかかっています。
パスポートは5年用で11,000円、10年用で16,000円とお金は確かに安くはないのですが、急ぎの場合でも間に合う可能性があります。ちなみに筆者はパスポートを1週間で発行できました。
顔付きの身分証明書を持っていない方は、選択肢としてマイナンバーかパスポートの取得になるでしょう。
身分証明書がない人は申し込みをしても受験できませんので、身分証明書の準備をあなどらないようにしましょう!
3.模擬試験を行いスコア算出
TOEICを知るには、TOEICの問題を解くのが一番ですね。ですが、TOEICには過去問というものが存在しません。試験当日も、問題を持ち帰ることは禁止されています。
そこで唯一の手段となるのがTOEICの公式問題集です。
公式問題集を利用し、本番と同じように時間を測り、今の自分ではスコアはいくらなのかを算出してみましょう。
TOEICの対策本はいくつもありますが、断然「公式本」をおススメします。理由は、TOEICの試験を制作している機関が作成している問題集だからです。つまり、本番を体験できるということです。
リスニングの音声も、本番と同じスピーカーですので筆者的には「公式一択」です。
公式問題集は過去に何冊か出ていますが、まずは最新の公式問題集を購入しましょう。
2020年12月4日に公式TOEIC Listening & Reading 問題集 7が発売されており、現時点(2020年12月14日現在)での最新版はこちらになります。
4.第一印象を書き出す
まずは、第一印象をバーッと書き出します。例えば、
- 設問の英語を理解するのに時間がかかった
- リスニングパートは、単純な問題は簡単と感じたが、ひねった問題が多く慣れが必要
- 圧倒的に語彙力が足りない
- マークシートが途中ずれていたので、途中で確認する
このように、思ったことは全部書き出し、それを保管しておきましょう。
これらを書き留めておくと、どの部分を伸ばせばスコアがあがるのか、あるいはこの部分に集中するよりもこっちのパートに集中した方がいいな。など作戦を練られます。
これは実際に筆者も行い、「リスニングなら慣れればスコア簡単に上がりそう!」と思ったので、最初にリスニングメインで対策をしました。
このように学習の計画にも使えるので、模擬試験をやってみての第一印象を書き留めましょう。
5.目標スコアを決める
以上を踏まえた上で、目標スコアを設定します。最初に決めた受験日までの期間も考慮しましょう。
よく一般的に言われている目安です。
500~600点 | 大学生の平均でもあり、TOEICの平均に当たる。第一ステップとして600点を目指す人が多い印象。600点は、決して高いスコアではないが対策をしないと獲得は難しい。 |
700点~ | 「英語ができる」もしくは「英語を勉強している」と周りから評価され始めるのが700点以上から。履歴書でアピールできる。 |
800点~ | 語彙・文法ともに「できる人」。筆者の周りを見ていると、スピーキングが「できる」レベルの人は800点以上取っていることが多い。 |
900点~ | TOEIC出題範囲内の語彙・文法は問題なく理解できる。英語をメインとする高度な職業の求人にも応募できるレベル。 |
990点満点 | 難しい語彙・文法の理解に関しては問題なくできる。満点獲得者のインタビューをみると、満点獲得は決して「満点=ネイティブレベルではない」と言う。 |
6.TOEICに特化した単語帳を用意する
最初にTOEICの模擬試験を受けて、おそらくほとんどの人が感じるであろう「語彙力不足」。ですがその語彙力を伸ばせば、スコアは意外と簡単に伸びていきます。
そこでおススメしたいのが、「金のフレーズ」「銀のフレーズ」と呼ばれるTOEICに特化した単語帳です。
他の単語帳ではダメなのか?と思う方もいらっしゃると思いますが、TOEICに特化した単語帳が一番効率が良いです。
TOEICには、よく出てくる単語とその意味が存在します。1つの単語に複数意味が存在する場合、他の単語帳では補足として書かれてあるような2番目・3番目の意味として掲載される意味がTOEICには出てくることが多いです。
実際に上記の単語帳をやっていると、「この単語とその意味は知っているけど、別の意味でも使われるなんて知らなかった!」という単語が沢山ありました。ですので、TOEICに特化した単語帳を使うのが一番です。
TOEICの目標スコアが600点までの人は銀のフレーズ、600点以上を目指すのであれば金のフレーズです。
実際に筆者も銀のフレーズをやって、はじめてのTOEICで650点を取れたので、目安として参考にしてみてください。
7.公式問題集で問題形式を知る
スコアアップをするには、英語力向上以外にもTOEICの試験自体の「慣れ」も重要です。
設問の傾向
TOEICは英検と違って、パート毎の説明や設問、選択肢まで全て英語です。設問の英語さえもわからない!という場合は、先ほど紹介した「金のフレーズ」「銀のフレーズ」の単語帳によく出てくる設問が載っているので、設問も併せて学習しましょう。
リスニングパートもリーディングパートも設問は毎回似たようなモノです。
どういったことが問われるのか?を事前に知識として頭の中に入れておくと、リスニングやリーディングの最中にも、要点を掴みながら処理していくことができるようになります。
シチュエーションの傾向
リスニング、リーディングパート共にシチュエーションとしてよくあるのが、
- お客と店員もしくはお客様サポートセンターのやりとり
- ラジオ番組でのイベントの案内
- ネットショッピングの領収書
- 旅行ツアーの確認・注意事項のメール
- VIP顧客に対するパーティーの招待状
- 仕事仲間とのチャット内容
など、よく出てくるシチュエーションが存在します。そして、設問で問われることも大体同じです。
ということは、設問 × シチュエーションに慣れておくことによって、仮にわからない単語が出てきても文脈で分かる確率がグッとアップします。
スピーカーの声・各国のアクセント
TOEICのリスニングパートでは主な英語圏のアクセントが全て出てきます。
- アメリカ英語
- カナダ英語
- イギリス英語
- オーストラリア英語
- ニュージーランド英語
洋画で英語を勉強している人はアメリカ英語に耳が慣れていると思いますが、気を付けたいのがイギリス・オーストラリア・ニュージーランド英語です。
同じ単語でも大きく発音が異なるものがリスニングパートには出てきます。
アメリカ英語だと聞き取れたのにイギリス英語だと聞き取れなかった!ということが筆者にも実際にありましたので、いくら簡単な単語でも発音の違いについては押さえておく必要があります。
対策方法としては公式問題集を使用します。公式問題集のリスニング音源は本番と同じスピーカーで、もちろん上記の全アクセントで出題されます。またスクリプトには、どの国のアクセントなのかも記載がありますので、大いに活用しましょう。
アクセントだけでなく、スピーカー自体の声にも慣れるとさらに安心です。
8.1冊の公式問題集を精読する
公式問題集は最新版以外にも何冊かありますが、一気に公式問題集を揃える必要はありません。まずは最新版の公式問題集を購入し、回答解説までじっくり精読することをおススメします。
最初は模試の数をこなすよりも、「同じものをわかるまで解く・聞く」ことが重要です。
それを行って、「Part5の文法問題が苦手だな」「Part7の長文が苦手だな」と思ったら、それぞれの対策に合う参考書を別途用意していきましょう。こういった参考書も一気に揃える必要もありませんので、まずは公式問題集を丁寧にやっていきましょう。
9.まとめ
- 受験日を決める
- 身分証明書の確認・準備
- 公式問題集で模擬試験してスコア算出
- 模擬試験の第一印象を書きだす
- 目標スコアの選定
- TOEICに特化した単語帳を購入し、ひたすら覚える
- 公式問題集でTOEICの傾向に慣れる
- 1冊の公式問題集を精読する
近年のTOEICは数年前よりも確実に難しくなってきている。と経験者はよく言います。一筋縄ではいかない問題が増えていると言うので、尚更TOEIC対策は必須です。
はじめて受験される方は、目標スコアを設定しながらも初回の受験は「TOEICを知ること」に集中してみてもいいかもしれません。
筆者も来年再度受験するときは、今回の初受験の経験を活かし、さらなるスコアアップに向けて勉強がんばります!
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