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「パソコンから音が出ない!」と困った時に試すべき解決策【初心者でも安心】

「動画を見てたらいきなり音が消えた…」

「スピーカーを接続してるのに、パソコンから全く音が出ない!」

「ヘッドホンを挿しても音が出ないんだけど、これって故障?」

「オンライン会議があるのに、音が出なくて困ってる…」

 

パソコンを使っていると、突然「音が出ない」というトラブルに見舞われることがありますよね。

 

動画が見られない、音楽が聴けない、オンライン通話ができないなど、音が出ないとパソコンの利便性は一気に下がってしまいます。

 

「再起動してみたけど直らない…」

「どこを触ればいいのか、全然分からない…」

 

 

実は、「パソコンから音が出ない」というトラブルは、パソコン本体の故障ではないケースも多く、ちょっとした設定の確認や簡単な操作で解決できることが少なくありません。

 

この記事では、そんなあなたの疑問や不安を解消するために、パソコンから音が出なくなった時に試すべき具体的な解決策を10個、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。

 

基本的な確認事項から、少し専門的な設定まで、順を追ってご紹介します。

 

「これってどこを見ればいいの?」

「専門用語が難しそう…」

といった心配は不要です。それぞれの解決策について、具体的な手順と、なぜその操作が必要なのかを丁寧に説明します。ぜひ最後まで読んで、突然のトラブルにも冷静に対処し、あなたのパソコンを再び快適に使えるようにしましょう!

 



 

1. 落ち着いて確認!音が出ない「状況」を把握しよう

 

パソコンから音が出ない時に、まず冷静になって状況を把握することが解決への第一歩です。以下の点をチェックしてみましょう。

 

全てのアプリで音が出ないのか、特定のアプリ(動画プレイヤー、ブラウザなど)だけ音が出ないのか?

 

特定のアプリだけなら、そのアプリの設定や不具合の可能性があります。

 

全てのアプリで音が出ないなら、システム全体の設定やハードウェアの問題が考えられます。

 

内蔵スピーカー、ヘッドホン、外付けスピーカー、どの機器から音が出ないのか?

 

特定の機器だけなら、その機器の故障や接続不良の可能性があります。

 

どの機器からも音が出ないなら、パソコン本体のサウンド設定やドライバーの問題が考えられます。

 

パソコンを再起動してみたか?

 

意外とこれで直るケースが多いです。まだ試していないなら、まず試してみましょう。

 



 

2. 【超基本!】まずはここをチェック!簡単解決策5選

 

まずは、誰でもすぐに試せる、基本的なチェックポイントから見ていきましょう。

 

2-1. パソコンを再起動する

 

トラブルの定番中の定番ですが、パソコン内部の一時的な不具合や、フリーズが原因の場合、再起動するだけで解決することがよくあります。

 

手順

 

  1. 開いているファイルをすべて保存する。
  2. Windowsの場合:「スタート」メニュー → 電源アイコン → 「再起動」を選択。
  3. Macの場合:Appleメニュー → 「再起動」を選択。

ポイント: シャットダウンではなく「再起動」を選びましょう。

 



 

2-2. 音量設定を確認する

 

ミュートになっていたり、音量が極端に小さくなっていたりするだけかもしれません。

 

タスクバー(Windows)/メニューバー(Mac)の音量アイコン:

 

画面右下のタスクバー(Windows)または画面右上のメニューバー(Mac)にあるスピーカーアイコンをクリックします。

 

ミュートになっていないか(バツ印が付いていないか)確認し、音量スライダーを上げてみましょう。

 

キーボードの音量ボタン:

 

キーボードにある音量調節ボタン(通常、Fキー列や独立したボタン)を押して、音量を上げてみましょう。ミュートボタンも確認してください。

 



 

2-3. 使用しているアプリの音量を確認する

 

特定のアプリ(Webブラウザで開いたYouTube、動画プレイヤー、音楽プレイヤーなど)から音が出ない場合、そのアプリ自体の音量設定がミュートになっていたり、小さくなっていたりする可能性があります。

 

アプリ内の音量設定:

 

アプリの再生画面や設定画面で、音量調節スライダーやミュートボタンを確認し、適切に設定しましょう。

 

ミキサー(Windows)で確認:

 

Windowsの場合、タスクバーのスピーカーアイコンを右クリックし、「サウンドミキサーを開く」または「音量ミキサー」を選択します。

各アプリの音量が個別に設定されているので、音が出ないアプリの音量スライダーがミュートになっていないか、または小さすぎないか確認し、調整しましょう。

 



 

2-4. スピーカー・ヘッドホン・イヤホンの接続を確認する

 

外付けのオーディオ機器を使っている場合、接続不良が原因であることも多いです。

 

有線接続の場合:

 

  • パソコンのオーディオジャック(イヤホンマークやスピーカーマーク)に、スピーカーやヘッドホンのプラグがしっかり差し込まれているか確認しましょう。奥までしっかり挿し込み直してみてください。
  • 複数ある場合は、正しいジャック(通常は緑色)に挿しているか確認しましょう。
  • スピーカーやヘッドホン自体に音量調節がある場合、それがミュートになっていないか、小さすぎないか確認しましょう。

 

無線(Bluetooth)接続の場合:

 

  • スピーカーやヘッドホンの電源が入っているか、電池切れでないか確認しましょう。
  • パソコンとオーディオ機器のBluetoothがオンになっているか確認し、再ペアリングを試してみてください。

 



 

2-5. 既定のオーディオ出力デバイスを確認する

 

パソコンに複数のオーディオ出力デバイス(内蔵スピーカー、外付けスピーカー、ヘッドホン、モニター内蔵スピーカーなど)が接続されている場合、意図しないデバイスが選択されている可能性があります。

 

手順(Windows 10/11の場合):

 

  1. タスクバーのスピーカーアイコンを右クリックし、「サウンド設定」または「サウンド」を選択します。
  2. 「出力」セクションで、**「出力デバイスを選択してください」**のプルダウンメニューを確認します。
  3. 現在使用しているスピーカーやヘッドホンが選択されているか確認し、もし違うものが選択されていたら正しいものを選び直しましょう。

 

手順(Macの場合):

 

  1. Appleメニュー → 「システム設定」(または「システム環境設定」)→「サウンド」を選択します。
  2. 「出力」タブを選択し、使用したいデバイスが選択されているか確認し、選択し直しましょう。

 



 

3. 【一歩踏み込む!】もう少し高度な解決策5選

 

上記の基本的なチェックで解決しない場合、以下の解決策を試してみましょう。少し専門的になりますが、手順通りに進めれば大丈夫です。

 

3-1. サウンドドライバーを更新・再インストールする

 

サウンドドライバー(音を出すためのソフトウェア)に問題がある場合があります。

 

手順(Windows 10/11の場合):

 

  1. 「スタート」ボタンを右クリックし、「デバイスマネージャー」を選択します。
  2. 「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」の項目を展開します。
  3. お使いのサウンドデバイス(例:Realtek High Definition Audioなど)を右クリックし、「ドライバーの更新」を選択します。
  4. 「ドライバーを自動的に検索」を選んで、最新のドライバーを検索します。
  5. 更新されない場合、再度右クリックして「デバイスのアンインストール」を選択します。確認メッセージが出たら「削除」もチェックして実行。
  6. パソコンを再起動すると、自動的にドライバーが再インストールされる場合があります。

 

3-2. Windows オーディオ サービスを再起動する

 

Windowsのオーディオ関連サービスが停止していると、音が出なくなります。

 

手順(Windows 10/11の場合):

 

  1. Windows検索窓に「サービス」と入力し、検索結果から「サービス」アプリを開きます。
  2. サービスの一覧から**「Windows Audio」**を見つけ、右クリックして「再起動」を選択します。
  3. 「スタートアップの種類」が「自動」になっているかも確認しましょう。もし「無効」になっていたら「自動」に変更してください。

 



 

3-3. オーディオトラブルシューティングツールを実行する(Windows)

 

Windowsには、サウンドの問題を自動的に診断し、修正しようとするツールが組み込まれています。

 

手順(Windows 10/11の場合):

 

  1. 「スタート」メニュー → 「設定」(歯車アイコン)をクリックします。
  2. 「システム」→「トラブルシューティング」→「その他のトラブルシューティング」を選択します。
  3. 「サウンド」を見つけ、「実行」をクリックします。
  4. 画面の指示に従って診断を進めます。

 

3-4. 最近インストールしたアプリや更新を確認する

 

最近何か新しいアプリをインストールしたり、OSのアップデートを適用したりした後から音が出なくなった場合は、それが原因かもしれません。

 

  • アプリのアンインストール: 問題発生後にインストールしたアプリを一時的にアンインストールして、改善するか確認してみましょう。
  • システムの復元(Windows): Windowsの場合、問題が発生する前の状態にシステムを戻す「システムの復元の作成」を試すことも有効です。ただし、復元ポイント以降にインストールしたアプリは削除されます。

 



 

3-5. 別のオーディオ機器を試す(スピーカー/ヘッドホン本体の故障を確認)

 

 



もし可能であれば、別のスピーカーやヘッドホンをパソコンに接続してみる、または今使っているスピーカー/ヘッドホンを別の機器(スマートフォンなど)に接続してみることで、オーディオ機器自体が故障しているのか、パソコン側に問題があるのかを切り分けできます。

 

もし別のオーディオ機器では問題なく音が出るなら、お使いのスピーカーやヘッドホン本体が故障している可能性が高いです。

 

逆に、別のオーディオ機器でも音が出ないなら、パソコン本体のOSやサウンドカードに深刻な問題が発生している可能性があります。

 



 

4. まとめ:「音が出ない」は諦めないで!試せることはまだある!

 

パソコンから音が出なくなるというトラブルは、非常に困るものですが、多くの場合、パソコンの故障ではなく、設定ミスや一時的な不具合が原因です。

 

この記事でご紹介した10の解決策を、上から順に、冷静に試してみてください。

 

  • まずは再起動と音量・接続確認!
  • 出力デバイスやアプリの音量も忘れずにチェック!
  • それでもダメなら、ドライバーの更新やオーディオサービスの再起動も!
  • 最終手段として、トラブルシューティングツールや別のオーディオ機器での切り分け!
  • これらの手順を踏むことで、ほとんどの「パソコンから音が出ない」問題は解決するはずです。

 

もし、これらの方法をすべて試しても解決しない場合は、パソコン本体のサウンドハードウェア故障の可能性も考えられます。その際は、メーカーのサポートや専門の修理業者に相談することを検討しましょう。

 

しかし、その前に、まずはご自身でできることを一つずつ試してみてくださいね。この記事が、あなたのパソコントラブル解決の一助となれば幸いです!

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