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【Ruby on Rails】ディレクトリ構造を分かりやすく解説

Ruby on Railsを知っている人

Ruby on Railsでは「rails new アプリケーション名」で簡単にWebアプリケーションを生成することができます。

 

上記のコマンドでRuby on Rails を動かすコンポーネントを含む様々なディレクトリが生成されますが、構造が複雑でそれぞれどのようなものか理解するのが難しいかと思います。

 

このページではRailsでWebアプリケーションを開発を進めていく上で生成されたディレクトリ、ファイルがどのようなものか解説していきます。

 

ディレクトリやファイルをどのような場面で使うのか、どのような役割を担っているのかを意識しながら、読むと覚えやすいかと思います。

 

最後まで読んで頂けたら、幸いです。

 

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Ruby on Railsを知っている人

 




 

Ruby on Railsを知っている人

Ruby on Railsでは「rails new アプリケーション名」で簡単にWebアプリケーションを生成することができます。

 

ここでは生成されたディレクトリがどのようなものか紹介していきます。

 

Webアプリケーションのディレクトリをまず始めに見ていきましょう。

 

以下はRailsのディレクトリ構造です。

 

 

 

Webアプリケーションを開発する時、app、config、dbのディレクトリはよく使用するので注意して見ていきましょう。

 

それでは詳しく内容を見ていきましょう。

 

app

 

appではcontroller、model、viewといったアプリケーションに関するものを管理しています。

 

bin

 

binではWebアプリケーション起動時に使用するスクリプトファイルを管理しています。

 

config

 

configではルーティングやデータベースなどの設定ファイルを管理しています。

 




 

db

 

dbではデータベース関連の設定情報を管理しています。

 

このディレクトリにはデータベースのスキーマファイル(schema.rb)やマイグレーションファイル(テーブルなどの作成情報が入ったファイル)が配置されています。

 

lib

 

libは全体で共有するライブラリを管理するためのディレクトリです。

 

.git

 

.gitはバージョン管理用のツールgitをインストールした環境で生成されるgitが利用するディレクトリとなっています。

 




 

log

 

Webアプリケーション実行時のログファイルを保持するディレクトリとなっています。

 

public

 

画像などの静的なファイル、静的なページなど静的なリソースを置くためのディレクトリとなっています。

 

アセットパイプライン機能の「rails assets:precompile」コマンドによってプリコンパイルされたアセットは「public/assets」の中に置かれます。

 

storage

 

Rails5.2から導入されたActive Storageのローカルストレージとして用意されています。

 

test

 

テスト用のコードファイル、テストデータなどを管理するためのディレクトリとなっています。

 




 

tmp

 

稼働中の一時的な情報を管理するためのディレクトリとなっています。

 

ここではキャシュ、プロセスID、セッションなどを管理しています。

 

vendor

 

第三者によって開発されたコードを配置する場合に使用するディレクトリとなっています。

 




 

ファイル

 

Ruby on Railsを知っている人

次にWebアプリケーション直下に生成されたファイルを紹介します。

 

.gitignore

 

gitのバージョン管理対象から外すファイルを記述するファイルとなっています。

 

.ruby-version

 

Webアプリケーションで使用しているrubyのバージョンを管理するファイルとなっています。

 

config.ru

 

Rackがrailsサーバー起動のために使用する設定ファイルとなっています。

 




 

Gemfile

 

Railsで使用するGemパッケージの設定ファイルとなっています。

 

依存関係にあるパッケージとバージョンを指定することができます。

 

※Gemパッケージとはrubyが使用するパッケージソフトで、gemというツールを使用してパッケージを管理しています。

 

Gemfile.lock

 

「bundle install」されたGemパッケージの依存関係を管理するためのファイルとなっています。

 

一度「bundle install」されたバージョンは「bundle update」しない限り整合性が維持されます。

 

※bundle installとはGemfileに定義されたGemパッケージを組み込むためのコマンドです。bundle installを実行するとGemfile.lockというファイルが生成されます。

 

package.json

 

nodeのパッケージ管理ツールnpmを使用する場合に必要なファイルとなっています。

 




 

Rakefile

 

Rakeコマンドの実行を管理するためのファイルとなっています。

 

README.md

 

起動実行手順を記述する説明用のファイルとなっています。

 




 

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Ruby on Railsを知っている人

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Ruby on Railsを知っている人

 




 

まとめ

 

Ruby on Railsを知っている人

最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました。

 

Webアプリケーションのディレクトリ、ファイルをいきなりすべて覚えるのは難しいかと思うので、開発を進めながら、徐々に覚えていくといいかと思います。

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