【Windows10/11】パソコンのキーボードロック解除方法

パソコン（PC）のキーボードロック解除方法

数字が入力できない場合は「NumLock」が影響している

「キーボードのテンキーから数字が入力できない」、「キーボードのテンキーを押すと数字が入力されず、マウスポインターが動く」などと困っている方はいませんか？

NumLock機能が無効になっていると、テンキーからの入力ができなくなります。

テンキーで数字を入力する場合は、NumLockをオンの状態にしなければならないので、用途に応じてNumLockキーを押して切り替えましょう。

カーソルがロックされ動かない場合は「ScrollLock」が影響している

「カーソルが固定され、画面自体が動く」などと困っている方はいませんか？

この原因はScrollLock機能です。

ScrollLockキーは選択したカーソルの位置を固定した状態で、画面表示を上下左右にスクロールできるキーのことです。

キーボードによっては「ScrLK」のように短縮されて刻印されています。

このキーはExcelなど限られたアプリの操作時に利用できます。

スクロールロックの解除は、キーボードのScrollLockキーを押すだけです。

全部大文字にロックされる場合は「CapsLock」が影響している

「キーボードの入力が小文字にならない」などと困っている方はいませんか？

その原因は「CapsLock」という機能がオンになってしまっているからです。

これが作動している間は、キーボード入力がすべて大文字になります。

ローマ字入力できない場合は「かなロック」が影響している

「A」キーを押して「あ」と入力したいのに、「ち」が入力される場合は、日本語入力の設定が「かな入力」になっています。

この場合、「ローマ字入力」に戻しましょう。

設定を切り替えるには、キーボードの「Alt」キーを押しながら「カタカナ ひらがな」キーを押します。

連続入力ができない場合は「フィルターキー」が影響している

キーを入力してから表示までに数秒かかってしまう場合はフィルターキーが有効になっている可能性があります。

このキーには入力の反応を抑えることで、繰り返し入力されるのを防ぐ機能があります。

「フィルターキー」機能は、右側のShiftキーを長押し（8秒以上）するとフィルターキー機能ウィンドウが表示され、変更できます。

どうしても入力できない場合はどうすればいいの？

パソコンを再起動する

キーボードを押しても反応がない場合、パソコンがフリーズしている可能性があります。

キーボードの調子が悪いときは、パソコンを再起動することによって直ることがあるので試してみましょう。

電源ボタンでの強制シャットダウンも可能できますが、ハードディスクなどに負荷をかけないようにスタートメニューから行う方法をおすすめします。

もし、強制シャットダウンについて詳しく知りたい方は「【Windows11】電源の切り方（完全シャットダウン）！シャットダウンできない場合の対処法も！」をご覧ください。

キーボードを取り付け直す

パソコンの再起動で改善されない場合、パソコンがキーボードの存在を認識できていない可能性があります。

USBポートまたはキーボード・コネクタが正しい位置に差し込まれているかを確認してみましょう。

ワイヤレスキーボードで反応がない場合、ワイヤレスキーボード本体・USB子機ともにランプが点灯しているかどうかを確認してみましょう。

キーボードの電源を確認する

まず、キーボードの電源を確かめましょう。

もし、電源が入らなければ、接続に問題があります。

ワイヤレスキーボードの場合は、電池残量が原因の可能性もありますし、充電式のタイプであれば充電切れを起こしていないかを確認しておきましょう。

キーボードドライバーを再インストールする

ドライバーが古かったり、破損していたりするとキーボード入力ができなくなることがあります。

この場合は、キーボードドライバーを更新または再インストールすることで、キーボードが動作するようになります。

再インストールはデバイスマネージャーからキーボードドライバーを右クリックし、アンインストールした後でパソコンを再起動すると実行できます。

キーボードを買い替える

キーボードがどうしても反応しないなら、買い換えを検討しましょう。

外付けキーボードが反応しないだけで、内蔵キーボードの入力が正常にできるなら、キーボードの買い替えを検討しましょう。

ワイヤレスキーボード

有線キーボード

それでも解決しない場合は修理を依頼するのもあり

すべて試しても改善しない場合は、パソコン本体に問題が生じている可能性があります。

そのため、自分で問題を解決しようとせず、パソコン修理のプロに相談することをおすすめします。

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まとめ