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【EXCEL】MATCH関数の使い方・照合の種類を分かりやすく解説!INDEX関数と組み合わせたデータ抽出方法も!

EXCELを教えている人

指定したデータがセル範囲の何番目にあるのか調べる「MATCH関数」について知りたいという方はいませんか?

 

そこでこの記事では指定したデータがセル範囲の何番目にあるのか調べる「MATCH関数」について詳しく解説していきたいと思います。

 

気になる方は是非最後まで読んで頂けたら幸いです。

 

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MATCH関数とは?照合の種類とは?

 

MATCH関数は引数の検索範囲の中で照合の種類に従って検索値を検索し、一致するセルの相対的な位置を求めます。

 

目的の値がどの位置にあるかを知りたい場合に利用できます。

 

照合の種類には検索範囲内の照合方法を指定します。

 




 

東京都の顧客がリストのどこにあるかを求める

 

 

 

=MATCH(A2,A5:A11,0)&”~”&MATCH(A2,A5:A11)&”行目”

 

1つ目のMATCH関数で検索値(セルA2、東京都)を照合の種類(0、完全一致)により、検索範囲(A2からA5)ないで検索し、最初に見つかった位置を求めます。

 

2つ目のMATCH関数で最後に見つかった位置を求め、「~」と「行目」の文字列を「&」で結合します。

 

 

顧客リストから指定の都道府県にある顧客の位置を求めています。

 

同じ検索値が連続しているとき、照合の種類を0に指定すると最初の位置が求められ、1または省略すると最後の位置が求められます。

 




 

照合の種類の指定方法

 

MATCH関数の照合の種類は検索値を探す方法を指定する引数です。

 

指定する数値により、求められる検索値の位置が変わります。

 

MATCH関数には 3 つの照合の種類があります。

 

「-1」、「0」、「1」 の数値で指定します。

 

照合の種類の既定値は「1」 です。

 

  • 0:検索値と一致するものを探す。
  • 1:近似値以下で最大値を探す。一覧を昇順で並べる必要あり。
  • -1:近似値以上で最小値を探す。一覧を降順で並べる必要あり。

 

1または省略

 

検索値以下の最大値を検索して位置を求めます。

 

この場合、検索範囲のデータは昇順に並べられている必要があります。

 

0

 

検索値に完全一致する値を検索して位置を求めます。

 

一致する値がない場合はエラー値「#N/A」になります。

 

また、検索値が文字列の場合、ワイルドカードを利用することもできます。

 

-1

 

検索値以上の最小値を検索して位置を求めます。

 

この場合、検索範囲のデータは降順に並べられている必要があります。

 




 

INDEX関数とMATCH関数を組み合わせたデータ抽出方法

 

INDEX関数は指定した行と列が交差する場所にあるデータを抽出することができます。

 

INDEX関数について詳しく知りたいという方は「【EXCEL】INDEX関数~行番号と列番号からセル値を取り出す~」を是非ご覧ください。

 

そこにMATCH関数を組み合わせることで、柔軟にデータを抽出することができます。

 

それではINDEX関数とMATCH関数を組み合わせたデータ抽出方法をみていきましょう。

 

手順

 

手順は以下の通りです。

 

  1. 抽出した結果のデータを表示したいセルC9に「=INDEX(」と入力。
  2. INDEX関数の配列範囲(B3:C6)を指定。
  3. 検索範囲から、検索する行番号を指定。ここではMATCH関数を利用。
  4. MATCH関数で「Tシャツ」のセルB9を指定。
  5. MATCH関数の検索範囲(B3:B6)を指定。
  6. MATCH関数の検索の方法(0)を指定。
  7. INDEX関数の検索列数(2)を指定。
  8. セルC9に品名に対応する金額が表示される。

 

完成

 

以下の図に完成した数式が入力されています。

 

 

 

=INDEX(B3:C6,MATCH(B9,B3:B6,0),2)

 

 

INDEX関数とMATCH関数の組み合わせによるデータ抽出ができました。

 

よく利用する組み合わせなのでしっかりと覚えておきましょう。

 

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【こちらもご覧ください】EXCELの条件処理や抽出も簡単になるシリーズ

 

この記事以外にもEXCELの条件処理や抽出も簡単になるシリーズがあります。

 

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まとめ

 

最後まで読んで頂きまして、ありがとうございます。

 

是非この機会に今回ご紹介した指定したデータがセル範囲の何番目にあるのか調べる「MATCH関数」を利用してみてはいかがでしょうか?

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