【EXCEL】セルに数式・関数を入力する方法！反映されない場合の対処法も！

数式と関数の基本

エクセルの説に入力する計算式を数式と呼びます。

数式では「+」や「-」などの演算子のほか、複雑な計算式をパッケージ化した関数を利用できます。

ここでは数値の平均を計算する場合を例に、数式や関数の入力方法をご紹介しながら、関数を利用するメリットを確認していきましょう。

数式や関数の入力には欠かせない連続入力の方法も覚えておきましょう。

演算子とは？

数式の中で計算に使う記号のことを演算子と呼びます。

計算の基本である、足し算・引き算・掛け算・割り算を行うには「算術演算子」を使用します。

またその他にも大小を比較する「比較演算子」、文字列を連結させる「文字列演算子」、セルの範囲を指定する「参照演算子」というものがあります。

算術演算子

算術演算子は四則演算やべき乗、パーセント指定を行う記号です。

最も使われるのは、加算、減算、乗算、除算の四則演算です。

比較演算子

比較演算子は2つの値の大小を比較し、結果を真（TRUE）偽（FALSE）で返すものです。

文字列演算子（連結演算子）

文字列演算子（連結演算子）には、文字同士を連結させる演算子があります。

参照演算子

参照演算子は、複数のセル参照をまとめる（選択）するための演算子です。

計算の優先順位

エクセルの数式では計算の優先順位があります。

例えば以下の通りです。

「（）」でくくられた部分は最優先で計算されるので、意図したように順番で計算したい場合は活用しましょう。

セルに数式や関数を入力する

数式や関数は半角英数字で入力し、必ず「＝」（イコール）ではじめます。

セルに数式や関数を入力すると計算結果が表示されますが、シートの上にある「数式バー」には、入力した数式や関数がそのまま表示されます。

関数を利用して計算する

演算子だけを使用して行う計算には限界があります。

例えば、100個のセルに入力された数値の合計を求める場合、一つずつ「+」を使ってつないで数式を作成するのは至難の業です。

しかし、関数を利用すると、複雑な計算や条件式を使った計算でも必要な基本のデータを入力するだけで、数式を考えることなく値を求めることができます。

計算対象のデータに変更が生じても自動で再計算されるので、とても便利で正確です。

よく利用する関数

Excelには、あらゆる計算に対応したさまざまな関数が多数用意されています。

すべての関数を覚える必要などまったくありませんが、多くの関数はは使用頻度の低い関数です。

Excelの関数は必要になったときに、必要な関数の使い方のみを調べて使いましょう。

数値をそのまま利用して計算する

数値をそのまま利用して計算する方法をみていきましょう。

セル参照を利用して計算する

Excelではデータ入力されているセル番地の計算をさせたい場合、算術演算子を組み合わせて数式を作成します。

数式を作成する際、「=」を入力した後はキーボードから半角英数字で入力することもできます。

しかし、セル番地を指定する場合、ワークシート上の目的のセルを選択して数式を作成すると、入力ミスによる数式の間違いを防ぐことができます。

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関数や数式が反映されない場合の対処法

Excelで関数や数式を書いた時に、結果がうまく表示されないことがあります。

いくつか原因がありますが、これからご紹介する4つの原因のいずれかに当てはまるはずです。

原因1：「=（イコール）」が記述されていない

関数や数式は「=（イコール）」から記述する必要があります。

「=（イコール）」を書いていないと式は文字列と判断され、計算結果が反映されません。

必ず「=（イコール）」から書き始めるようにしましょう。

原因2：書式が文字列になっている

「=（イコール）」を記述しても、書式が文字列になっていると結果が反映されません。

書式を標準にもどしましょう。

数値欄にあるボックスを選択すると以下のように表示されます。

「標準」を選択しましょう。

※計算式を書いたセルに移動して「Ctrl」キー+「Shift」キー+「^」キーを押すと、書式が標準に戻ります。

原因3：計算方法設定が手動になっている

数式を上書きした時に計算結果が表示されない場合、「計算方法の設定」が手動になっていることが多いです。

数式、計算方法の設定を開き、手動を自動に切り替えましょう。

自動に切り替えることで、計算結果がすぐに反映されるようになります。

※計算式を書いたセルに移動して「Alt」キー+「M」キー+「X」キー+「A」 キーを押すと、計算方法を「自動」に切り替えることができます。

原因4：数式の表示モードになっている

関数が反映されない場合、「数式の表示モード」になっていることが原因です。

メニューバーの数式、数式の表示からも解除しましょう。

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まとめ

最後まで読んで頂きまして、ありがとうございます。

是非この機会に今回ご紹介した「セルに数式や関数を入力する方法」を利用してみてはいかがでしょうか？